設立趣意
 
 
−はじめに−

21世紀がすぐそこまで来ています。私たち一人ひとりが、より豊かで暮らしやすい地域にするためには、行政区域で別けられた各地が個々に取り組む地域づくりとともに、能登として広域で取り組む地域づくりも重要な時代となってきました。それは、地方分権、規制緩和をはじめとして地域や経済の枠組が大きく変わろうとしてきているからです。そんな時代を背景に、能登はどう変わって行くのでしょうか?能登に暮らす人々は、どんな地域にしたいのでしょうか?そんな問いかけを、地域づくりの出発点として第一歩を踏み出そうとする若者が集まりました。そして、志を同じくする仲間を募り能登國青年協議会を発足することを決意いたしました。

 

−設立趣意−

21世紀を目前に、能登の市町村では競って地域づくりを行っています。能登空港が開港する平成15年に向け、地域の生き残りをかけた真剣勝負に取り組んでいるのです。この取り組みを成功に導くためには、住民が一丸となって参加していくことが不可欠であり、これまで以上に活発な活動が望まれます。そして、それらの活動を効率良く行ないより成果を高めるには、個々の地域の個性を活かしながらも能登を一つの地域と捉え、行政区域を超えた連携や活動をする必要があるのです。能登の活性化、広域地域づくりを目指す会議などでは毎回の如く唱えられてきたことですが、これを実行に移すには空港開港という具体的かつ能登最大のプロジェクトが動く今がチャンスなのです。
いつの時代においても混沌とした社会を変えるのは若者の力であり、能登のグランドデザインを考えるうえでも、次代を担う若者の発想と行動力は不可欠です。また、広域連携を図りながら、能登の地域づくりを推進するためには、若者同士の友情を深めながら、夢を語り合うことからはじめることが大切です。そして、地域の枠や、主義、主張、を超え「能登の未来」づくりへ向けた行動ができるなら、大変素晴らしい事です。夢は広がる一方ですが、なんと言っても、重要なのは人と人です。構えずに肩の力を抜いて、一緒に参加する事からはじめようではありませんか。
養老(奈良時代)から明治にかけて能登はその名のとおり「能登國」でした。行政区域が幾度となく分合されるなかで能登の名は残され、今でも私たちが暮らし、豊かな自然と様々な文化が息づく地域として全国に名を馳せています。そして、私たちが考える能登、つまり、これから創ろうとする能登のイメージを映すには「能登國」が最適な名称であると考えています。言いかえれば、長い歴史に育まれた能登特有の各地の文化や大自然の恵みなど多くの資産を引き継ぎながら、進取な気風で能登の未来を創造していくには打って付けの名称と言えるのです。そして能登國の名のもと、能登に暮らす一人ひとりが「私のふるさとは能登國です。」と言える、誇らしい能登の地域づくりを目指すために能登國青年協議会を設立するものです。
能登空港の開港は、私たちの地域にとって、様々な可能性に向かってチャレンジする大変大きなチャンスを与えてくれたと言えます。確かに能登空港だけが地域づくりの全てではありませんが、間違いなく出来る能登空港を地域づくりの起爆剤として利用することは有効な手段です。また、直面する能登空港開港という大きなチャンスを活かしきれるか否かが、能登に暮らす私たち一人ひとりに掛かっているとすれば、私たちが先陣を切って取り組むに値することでしょう。ぜひ、能登空港開港に向けた具体的事業への取り組みを、未来の能登國づくりへ向けた第1歩としようではありませんか。