和名:ズワイガニ (楚蟹)
学名:Chionoecetes opilio
英語名:queen crab ( snow crab)
門:節足動物門
亜門:大顎亜門
上綱:甲殻上綱
綱:軟甲綱
目:十脚目
下目:短尾下目
科名:クモガニ科
属名:ズワイガニ属
大きさ:甲の幅 雌約7〜8cm、雄約15cm (雄の脚を左右に広げると70〜80cmに達します)
生息場所:海生
寿命:13年〜15年
特徴:甲は円みを帯びた三角形で甲表面には小さな突起が散在します。歩脚は著しく細長く、第一歩脚から第三歩脚まではほぼ等長ですが、第四歩脚は短くなっています。体は黄褐色(紫褐色)。
食性:動物食(肉食)傾向の強い雑食でクモヒトデ類・二枚貝類・小型甲殻類などを主な餌としますが多毛類・魚類・頭足類など何でも食べます。
日本近海では樺太から朝鮮海峡までの日本海一帯とオホーツク海で漁獲され漁獲時期は一般に11〜3月で雌は資源保護のために雄よりも早く禁漁になります。


英語名
英語名はqueen crab (蟹の女王)または snow crab
※鱈場蟹(たらばがに)はking crab 紅ズワイガニはred queen crab

名前の由来
ズワイガニ(楚蟹)
の語源は、「」(すわえ=枝の意味)が変化したものといわれていますが詳しいことは不明です。日本人との関わりは古く「古事記」の中にも記述がみられ古い時代から食べられていたようです。呼び名は地方により様々で松葉蟹(マツバガニ/山陰地方)越前蟹(エチゼンガニ/北陸地方)間人蟹(タイザガニ/丹後半島)ヨシガニ(北海道)などの名前で呼ばれています。
※「」は木の枝や幹から細く伸びた若い小枝のことでズワイガニの長い脚が小枝を連想させたといわれています。

世界中にいるズワイガニ
ズワイガニの分布は広く北極海のアラスカ沿岸、グリーランド西岸、北米の太平洋沿岸(アラスカ〜カルフォルニア)・大西洋沿岸(グリーンランドからカナダ・メイン州あたり)、南米のチリ沿岸、ベーリング海からオホーツク海、樺太から朝鮮海峡までの日本海沿岸、犬吠埼以北の太平洋沿岸の水深5〜1200mほどの砂泥地に生息し深層に多く浅海にはあまり現われないそうです。(一般的には水深200〜400mの大陸棚縁辺部に多く生息し冬期に浅場に移動します)

ズワイガニとコウバコ
雌雄で大きさが極端に異なるのは、雌は6〜7年で生殖可能になり、その後は短いサイクルで産卵と抱卵を繰り返すため脱皮をすることがなく大きさは雄の半分ほどの大きさです。市場では雄のみがズワイガニと呼ばれ、雌は地方によりコウバク(コウバコ=甲箱・香箱)とかセイコ・親蟹と呼び分けられており(他にもコガニ・ゼンマル・アカコ・クロコなどの呼び名がある)、また脱皮後のズワイガニをズボガニ・ミズガニ・ニマイガニといった呼び方をするところもあります。

ズワイガニ
ズワイガニの脚肉は筋肉繊維が絹糸のように細かく甘さがあり刺身や鍋物をはじめ多くの料理に使われ珍重されています。生きている時の体色は黄褐色(紫褐色)で茹でると橙色がかった紅色になります。旬は冬で脚はもちろんみそ(肝膵臓)も好まれています。購入の際には手に持って重く殻の硬いものや脚がしっかり付いているものを選ぶのがポイントです。


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